STYLE/リアルエールの特徴 PROCESS/リアルエールの工程 MOVEMENT/リアルエールの歴史 PEOPLE/リアルエールを支える人々
Tatsuo Aoki / 青木辰夫 Masaki Murasawa / 村澤政樹 Minoru Nishida / 西田稔 Koichi Hayashi / 林幸一 Tatsuya Mankasa / 蔓川達也

Minoru Nishida / 西田稔

「思い入れを持つこと、それが何より大切なのだと実感しています」(「BAR K6」(京都)マスターバーテンダー)西田稔

「見て楽しむ」「飲んで楽しむ」魅力

リアルエールは、プロローグも楽しめるビールです。ハンドポンプで注いだばかりのリアルエールのグラスは、カプチーノのようなきめ細かい泡で満たされます。初めてのお客様の中には、泡ばかりのグラスにちょっと驚いた表情をされる方もいらっしゃいますね。時間がたつごとに、カプチーノ色の泡は、美しい琥珀色のビールへと姿を変えていきます。リアルエールには「見て楽しむ」演出効果があるのです。そして、「飲んで楽しむ」魅力は言うまでもありません。最大の魅力は、ワインや日本酒のように「醸造酒」としての個性が表れているところではないでしょうか。スタイルごとに、麦芽やホップの味・香りに違いがあります。マスカットのような果実香が香るもの、チョコレートのようなほろ苦さを含んだもの……バラエティ豊かな味わいの中から、自分好みのスタイルを見つける楽しさは、リアルエールの醍醐味ではないでしょうか。また、飲後感もいいですね。炭酸ガスが入っていないので、いくら飲んでもお腹が膨れない。時間をかけてゆっくり味わうのに適したビールと言えます。広く市販されているビールをイメージして口にすると、炭酸ガスがないこと等に少々抵抗をもつ方もいらっしゃいますので、まったく異なるビールであるという認識のもとに口にしていただく方がいいでしょう。

日本における現状・これからのために

今現在、日本国内において、リアルエールは広く浸透しているわけではありません。けれど、限られた店舗でしか飲めない、という部分がお客様の意識を刺激している面もあります。自宅のリビングで飲むビールとは異なり、バーの非日常的な雰囲気とともに味わうビールとして捉えられているようです。また、保存等に手間はかかりますが、ドラフトタイプであることが、味わいに対する評価につながっています。今後、保存性等のハードルをクリアできれば、リアルエールは飛躍的に伸びていくでしょう。また、将来的に、各店舗でオリジナルビールや期間限定のリアルエールを販売できるようになれば、リアルエールの楽しみ方がいっそう広がるのではないかと思います。未だ、リアルエールには保存性、コスト、設備等において難しさが伴います。売り手がリアルエールに対する思い入れを持つこと、それが何より大切なのだと実感しています。

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